お互いを知るとは、相手の価値観や考え方、思考のクセや特性を知り、理解するということです。相手を理解することで尊重が生まれ、信頼関係が構築されていきます。相手を自分ごとのように考えられることで、強みや特性を活かしパフォーマンスを向上させることができます。相互理解とは、お互いを理解し信頼関係を構築することなのです。

育成に必要なのは、人と人をつなぐ、人と会社をつなぐ「共育者」の存在です。読み方はきょういくではありますが一般的な教育とは少し違います。共育者と部下の関わり方が、部下のモチベーションを向上させ、パフォーマンスを最大限に発揮することができ成果につながります。

人の特性や考え方など「心の仕組み」を理解することで、一人一人の変化にいち早く気づき適切に手を差し伸べることができます。対話やコミュニケーションを通して本人の気づきを促す「心のケア」をすることで、これまで抱えていた生きづらさを解消し、それぞれの強みを活かすことにもつながるのです。